30代になったら20代の頃と比べて、クレジットカードの選び方も変わってくる人も多いのではないでしょうか。会社でもより上の立場になり、社会的な立場も上がってくる人も多いと思います。そんな中でクレジットカードを選ぶときも、よりステータス性を重視して選ぶ人もいるでしょう。
ステータス性の高いカードの中でもより機能面が充実しているカードを選びたいですよね。そこで今回は、30代におすすめのクレジットカードについて解説します。
目次
30代のクレジットカードを選ぶ基準
30代になるとクレジットカードを選ぶ基準としてステータス性を重視する人も多いでしょう。さらにその中でも機能面も充実しているカードを選びたいですね。
機能面で選ぶ
30代になると、20代の時とは違った場面でクレジットカードを利用することも多くなります。例えば、仕事やプライベートで海外に行く機会が増えたり、ブランド店やレストランなどでの買い物や食事をする機会が増えたりなどライフスタイルも徐々に変わります。
そんなときにお得になるクレジットカードを持っていれば、様々な特典を受けることができます。海外に行くときには、付帯している海外旅行保険がより充実しているカードを持っていれば万が一に事故やトラブルのときでも安心です。
また、レストランでの食事がお得になる特典や、ショッピング保険が充実しているカードもあるので、クレジットカードの種類によって様々な特典を受けることができます。
ステータス性で選ぶ
30代は20代の頃とはライフスタイルが徐々に変わっていきます。レストランでの食事やお店での買い物の時にステータス性の高いクレジットカードを持っていれば、自信を持ってカードで支払いをすることができます。
またステータス性の高いクレジットカードは、機能面でもとても充実しているカードが多くあります。
30代はステータス性の高いクレジットカードがおすすめ
ステータス性の高いクレジットカードとは、一般的にゴールドカードやプラチナカードのことを言います。これらのステータス性の高いカードは年会費が一般カードに比べて高く設定されていますが、そのぶん機能面で一般カードよりも優れています。
中でも、国際的なシェアNo.1のVISAが発行している「三井住友カード ゴールド」や、ステータス性が高いクレジットカードで有名なアメリカンエキスプレスが発行する「アメリカンエキスプレスゴールドカード」は特にステータス性が高いと言われていて、そのぶん年会費も高く設定されています。
ゴールドカードやプラチナカードなどのステータス性が高いクレジットカードのメリットは、以下のことが挙げられます。
- 付帯保険が充実
- 空港ラウンジの利用
- 普段のショッピングでの特典
このように、普段の利用から旅行での利用まで、様々な場面でお得な特典を利用することができます。また、アメリカンエキスプレスカードやダイナースクラブは、ゴールドカードではなくてもステータス性が高く、一般カードであっても他社のゴールドカード並みのステータスと言われています。
そのぶん審査の基準や年会費についても他社のゴールドカード並みに高く設定されています。
審査には通る?ステータス性の高いカードの入手方法
ステータス性が高いクレジットカードは、一般カードと比べると審査基準が厳しく設定されています。年収や勤続年数なども関係ありますが、それ以外にこれまでのクレジットカードの利用状況が重要になってきます。
例えば、これまでにクレジットカードを作ったことがなくて、利用実績がない人は審査に通りにくいです。
また、これまでクレジットカードを使っていて利用実績があったとしても、料金の滞納をしたことがある人も審査に通りにくくなります。このように、クレジットカードの利用実績のことを「クレヒス」と言い、ゴールドカードなどのステータス性の高いクレジットカードを作るときはクレヒスが非常に重要になります。
30代でこれまでクレジットカードを作ってなかった人は審査が厳しい
ステータス性の高いクレジットカードを作るのに重要なのが「クレヒス」です。クレヒスとはこれまでにクレジットカードを利用してきた履歴のことです。クレジットカードを作ると、個人信用情報機関に登録され利用状況や支払い状況などが履歴として残ります。
もちろん、たくさん利用して料金の滞納などの支払いの遅れがない人ほど良いクレヒスということになります。料金の滞納を繰り返していると、良いクレヒスが残らないので審査に通りにくくなります。
また、これまでクレジットカードを作ったことがない人も、クレヒスがない状態なので30代で収入が高かったとしても、ステータス性の高いカードの審査は厳しくなります。
しかし、アメリカンエキスプレスゴールドカードは、クレヒスよりも支払い能力の方が重要視されると言われています。つまり年収が重要視されるということです。
クレヒスに不安がある人や、これまでクレジットカードを作ったことがない人は、アメリカンエキスプレスゴールドカードを申し込んでみるのも良いでしょう。
このほかにも、クレヒスや年収だけではなくインビテーションをもらうことで申し込み資格を得られるカードもあります。インビテーションは、カードによって違いはありますが、まずは一般カードを使い、毎月一定額以上の利用などの条件をクリアしていくことで得られます。
30代におすすめのクレジットカード
ここまで30代におすすめのクレジットカードの特徴や審査基準などについて解説してきましたが、たくさんあるクレジットカードの中で30代が持つべきクレジットカード3枚を紹介します。
アメックスゴールド
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)
カードの特徴
充実の保険内容だけでなく、ホテルやレストランの優待や、世界中の空港ラウンジの利用ができるプライオリティパスが無料で利用できるなど、アメックスならではのサービスが豊富
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル | ポイント還元率 | 1.0% |
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年会費 | 29,000円(税抜) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 国内旅行傷害保険最高5,000万円 ショッピング保険最高500万円 航空便遅延費用補償最高40,000円 |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、モバイルSuica | ポイント | メンバーシップ・リワード |
アメックスゴールドカードの特徴は、海外での利用に強いことです。世界中の空港ラウンジ1,000カ所以上が利用できるプライオリティパスが無料で発行できます。
また、ゴールド会員専用デスクを利用すれば、ホテルやレストランの予約をすることができます。また、アメックスゴールドカードは他社のゴールドカードと比べてステータス性が高く、持っているだけで利用者のステータスを証明してくれるカードです。
三井住友カードゴールド
三井住友カード ゴールド
カードの特徴
三井住友カードが発行しているゴールドカードで、手厚い国内外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなどの充実した付帯サービスと、どこで利用しても恥ずかしくないステータス性が魅力
発行会社 | 三井住友カード | ポイント還元率 | 0.5% |
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年会費 | 初年度無料、次年度以降10,000円+税 | 付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯分は1,000万円まで) |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON | ポイント | Vポイント |
国際ブランドのシェアNo.1の三井住友カードゴールドは、国内外どちらで利用してもステータスを証明してくれるカードです。
年会費初年度無料となっているのも嬉しいポイントですが、2年目以降も条件をクリアすることで年会費が割引となります。
- Web明細書を利用で1,000円引き(他の割引と併用可能)
- マイペイすリボの登録と利用で半額
- 前年度利用額が100万円から300万円20%引き
- 前年度利用額が300万円で半額
これらの条件をクリアすることで2年目以降の年会費が最大で6,000円引きとなります。
JCBカードゴールド
JCBゴールド
カードの特徴
JCBカードのワンランク上のゴールドカード。他社のゴールドカードと比較しても補償内容が充実している
発行会社 | ジェーシービー | ポイント還元率 | 0.5% |
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年会費 | 初年度無料、2年目以降10,000円+税 | 付帯保険 | 海外旅行保険最高1億円(自動付帯分5,000万円) 国内旅行保険最高5,000万円(自動付帯) |
電子マネー | QUICPay | ポイント | Oki Dokiポイント |
JCBカードゴールドは、国際ブランド唯一の日本企業であるJCBが発行しているゴールドカードで、日本でも人気の高いカードです。通常の旅行保険だけではなく国内海外共に航空機遅延保険も付帯しているのが嬉しいポイントです。
- 乗継遅延費用保険
- 出航遅延費用等保険
- 寄託手荷物遅延費用保険
- 寄託手荷物紛失費用保険
これらの遅延保険が付帯していて、航空機が遅延した時のホテル代や食事代を補償してくれます。また、寄託手荷物の遅延や紛失でも補償を受けることができ、衣類購入費の補償もしてくれます。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード
カードの特徴
券面デザインはシルバーだけど補償内容はゴールドカードの最上位クラス。アメックスと並ぶハイステータスカード
発行会社 | 三井住友トラストクラブ | ポイント還元率 | 0.4% |
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年会費 | 22,000円(税別) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 (自動付帯分5,000万円) 国内旅行傷害保険最高1億円 (自動付帯分5,000万円) ショッピング保険500万円 |
電子マネー | 楽天Edy、モバイルSuica | ポイント | ダイナースクラブ リワードプログラム |
ダイナースはアメックスと並んでステータスが高いと称されるカードです。
ダイナースクラブカードは一般カードの位置付けですが、年会費やサービス内容は他社のゴールドカードと同じかそれ以上の水準です。
国内はもちろん、海外のどこで出しても恥ずかしくないカードです。
提携レストランでコース料金1人分無料などの優待や高級料亭の予約代行など、食に関するサービスが充実している点が特徴です。