三井住友VISAデビュープラスカードは、学生・新社会人向けクレジットカードとして人気があります。
ETCカードの発行にも対応していて、ドライブや旅行の際にも便利ですが、三井住友VISAデビュープラスカードのETCカードにはメリットとデメリットの両方があるため注意が必要です。
そこで今回は、三井住友VISAデビュープラスカードのETCカードの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説していきます。
目次
クレジットカードからETCカードが作れる
高速道路のETCサービスを利用するには、ETC車載器とETCカードの2点が必要です。
ETC車載器はカー用品店などで販売されていますが、ETCカードには高速道路会社が発行している「ETCパーソナルカード」と、カード会社が発行している「ETCカード」の2種類があります。
- ETCパーソナルカード…高速道路会社が発行するカード
- ETCカード…カード会社が発行するカード
ETCパーソナルカードは審査なしで申し込むことができますが、年会費が有料でデポジットという保証金が必要となり、初期費用がかかるのがデメリットです。
それに対して、カード会社のETCカードは無料または割安な年会費で持つことが可能で、保証金も不要なので初期費用を抑えられます。
ETCカードには、クレジットカード一体型のカードと、クレジットカードにETCカードを追加発行する分離型と呼ばれるタイプの2種類があり、好みや使い方に応じて選ぶことが可能です。
ETCカードはクレジットカードの付帯機能(カード)という位置付けなので、クレジットカードを持っている必要があり、ETCカードだけを単独で申し込むことはできません。
ETCカード対応のクレジットカードなら簡単に申し込める
クレジットカードを持っていない場合は、ETCカードに対応したクレジットカードを新規で発行する必要がありますが、すでにETCカードの追加発行に対応したクレジットカードを持っている場合はETCカードの追加申し込みだけでOKです。
三井住友VISAデビュープラスカードのETCカードの場合、インターネット(パソコン・スマートフォン)で申し込みができます。
三井住友VISAデビュープラスカードのETCカードの特徴
三井住友VISAデビュープラスカードで発行できるのは分離型のETCカードで、カードに追加発行する形で申し込みができます。
三井住友VISAデビュープラスカードを新規発行する場合は、クレジットカードとETCカードの同時申し込みが可能です。
三井住友VISAデビュープラスカード ETCカードのメリット
ETC利用があれば2年目以降も年会費無料で持てる
三井住友VISAデビュープラスカードのETCカードは、初年度年会費無料・翌年度以降は通常税抜500円ですが、2年目以降は前年度に一度以上のETC利用があれば無料となります。
例えば楽天カードのETCカードのように、ETC利用があっても翌年度の年会費は有料というカードもある中で、簡単な条件をクリアするだけで年会費無料となるのは嬉しい点です。
ETC利用でもカードのポイントが貯まる
ETCカードの利用もクレジットカードの支払いになるので、カードのポイント(ワールドプレゼント)が貯まります。
還元率1.0%の三井住友VISAデビュープラスカードなら、通勤やレジャーでのETC利用でより多くのポイントを貯められるのが魅力です。
家族カードでもETCカードの発行が可能
配偶者や子供用など、一家で複数台の車を所有している場合も、家族カードでETCカードの発行ができるので便利です。
それぞれにETCカードを発行しておけば別々にETCを利用することができます。
家族カード1枚に対して、1枚のETCカードを発行可能です。
分離型ETCカードはセキュリティ面も安心
一体型のETCカードは、紛失したり盗難に遭った際にクレジットカードが不正利用されるリスクもありますが、分離型カードなら別々に管理できるので、万が一の際にもリスクを軽減させることができます。
ただし分離型カードだからといって車内に置きっぱなしにするのは危険なのでやめましょう。
三井住友VISAデビュープラスカード ETCカードのデメリット
ETC利用がない場合は年会費が発生する
2年目以降の年会費が無料となるのは、あくまでも前年にETC利用があった場合なので、利用がなかった場合は税抜500円の年会費が発生してしまいます。
一度の利用でOKなので条件クリアのハードルはさほど高くありませんが、ETCを利用する機会が少ないという方は注意しましょう。
クレジットカードの年会費がかかる場合がある
ETCカードで年会費無料の条件をクリアしても、クレジットカードに年会費がかかる場合があります。
三井住友VISAデビュープラスカードは2年目以降、前年に一度もカード利用がない場合は税抜1,250円の年会費が発生するため要注意です。
一度でもクレジットカードの利用があれば年会費は無料となるので、クレジットカードは寝かせておかず、少なくとも年に一度は利用してください。
三井住友VISAデビュープラスカード ETCカードの申し込み方法
ETCカードの申し込み方法は、クレジットカードを持っている場合と持っていない場合とで異なります。
クレジットカードを持っていない場合
クレジットカードを持っていない場合は、クレジットカードとETCカードの両方を申し込む必要があります。
三井住友VISAデビュープラスカードを申し込む場合、インターネットの公式サイトからの申し込みが便利です。
申し込みボタンから入力フォームへと進むと、申し込み内容入力第3画面に「ETC専用カード」という欄があるので、チェックマークを付けて申し込みを行ってください。
クレジットカードを持っている場合
すでに三井住友VISAデビュープラスカードをはじめとする三井住友VISAカードを持っている場合は、インターネットまたは電話で申し込みが可能です。
インターネットでのETCカード申し込み方法
インターネットの場合はカード会社の会員ページである「Vpass」から24時間いつでも申し込みができます。
Vpassに未登録の場合は、先にVpassの会員登録を行ってください。
- 会員ページの「Vpass」にログインする
- カード有効期限・セキュリティコードを入力
- 規約を確認後、申し込みを行う
まずVpassにログインを行い、手持ちのクレジットカードの有効期限・セキュリティコード(カード裏面の署名欄にある下3桁の数字)を入力してください。
あとは規約を確認して、同意を行うと申し込みは完了です。
この場合、申し込んでから10日程度でETCカードが届きます。
電話でのETCカード申し込み方法
電話の場合は資料請求を行ってから送られてくる書類を返送する必要があるため、急ぎの場合はインターネットでの申し込みが無難です。
- 自動音声応答の「0120-919324」に電話をかける
- 16桁の会員番号を入力
- 資料番号「9136」を入力する
- 手続きが完了後、一週間程度で送られてくる書類に記入して返送
電話の場合も24時間対応ですが、大型連休や年末年始の時期は書類が送られてくるまでに一週間以上の時間がかかる場合もあるので注意してください。
ETCカードが届くまでの日数は、書類を返送してから一週間~10日程度となっています。
三井住友VISAデビュープラスカードの特徴
三井住友VISAデビュープラスカード
カードの特徴
もれなく最大7,000円プレゼント!【2019年2月28日まで】18歳~25歳まで限定の若い人専用「三井住友VISAカード」。一般カードの2倍ポイントが貯まる上、入会から3か月間はポイントが5倍など、ポイントを貯めやすい仕組みが豊富。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 1.0% |
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年会費 | 初年度無料、二年目以降1,250円(税抜)、年に一度でも利用すれば年会費無料 | 付帯保険 | ショッピング保険 最高100万円 |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) | ポイント | ワールドプレゼント |
三井住友VISAデビュープラスカードは、18歳~25歳の方が持てるカードです。
年会費初年度無料・翌年度も前年にカード利用があれば無料で持つことができ、ポイント還元率は一般カードの2倍の1.0%、入会後3か月間は2.5%になります。
ポイントUPモールを経由したネットショッピングでは最大20倍のポイントが貯まり、街でのショッピングはキャッシュバックまたはポイントアップの特典が受けられるココイコ!の利用がお得です。
ETCカードの発行にも対応していて、26歳以降の更新時にはプライムゴールドカードへ自動的に切り替えとなります。