「楽天カード」と「三井住友カード デビュープラス」は、学生に人気のあるクレジットカードです。ポイントが貯まりやすく、お得な特典が豊富なクレジットカードは一枚持っておいて損はないでしょう。
今回は「楽天カード」と「三井住友カード デビュープラス」の特徴やポイント還元率、メリットとデメリットを徹底的に比較してまとめました。
目次
楽天カードの特徴
楽天カード
カードの特徴
通常ポイント還元率が高いうえに、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスでポイントが貯まりやすい。
- 年会費永年無料
- 通常ポイント還元率1.0%
- 楽天関連のサービスでポイント還元率が更にアップ
- 貯めたポイントは街のお店でも使える
- 電子マネーの「楽天Edy」搭載
- 国際ブランドが4種類から選べる
- 国際ブランドがJCBならディズニーデザインのカードも選べる
- ETCカードの年会費が有料(税抜500円)
- カードにステータス性がない
- コールセンターのサポートの評判が悪い
楽天カードの特徴は、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天関連サービスを利用した際にポイントが貯まりやすく、ガソリン代がお得になるなど現金払いよりも割安感がある点です。
カード発行までの日数は約1週間、年会費永年無料で入会時には多くのポイントが獲得できるキャンペーンが実施されている事もよくあるので、初めてのクレジットカードとしてもおすすめです。
ガソリンの給油でもポイントが貯まりやすい特典があり、最高2,000万円まで補償される海外旅行傷害保険や、手荷物宅配優待サービスなど旅行に関する特典も揃っているので、海外旅行の際にも楽天カードを持っていると何かと便利です。
不正利用の探知システムや、ネットショッピングでカード情報が盗用された際には不正利用分が補償されるなど、万が一の際にも安心です。
楽天カード利用者の口コミ・評判
楽天カード利用者にネットアンケートを採った口コミ・評判を以下にまとめました。



三井住友カード デビュープラスの特徴
三井住友カード デビュープラス
カードの特徴
18歳~25歳まで限定の若い人専用「三井住友カード」。一般カードの2倍ポイントが貯まる上、入会から3か月間はポイントが5倍など、ポイントを貯めやすい仕組みが豊富。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料(二年目以降 税込1,375円)、年に一度でも利用すれば年会費無料 | 付帯保険 | ショッピング保険 最高100万円 |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) | ポイント | Vポイント |
- ステータス性のある銀行系カードで社会人になっても使い続けられる
- 最短3営業日発行
- 通常ポイント還元率は1.0%(入会後3か月間は2.5%)
- セブン・ファミマ・ローソン・マクドナルドで5倍以上のポイントが貯まる
- 街のお店でポイントやキャッシュバックが受けられる「ココイコ!」
- 「ポイントUPモール」経由のネットショッピングでポイント2~20倍
- 電子マネーのiD・PiTaPa・WAON・Apple Payが使える
- 海外旅行保険が付帯しない
- 年齢制限が25歳まで限定(25歳以降は自動的にゴールドカードに変更される)
三井住友カード デビュープラスの特徴は、高いセキュリティと若い世代向けのポイント優遇制度です。
「日本人の5人に1人が保有しているカード」としても有名な三井住友カードは、業界内でも先駆けてICチップを搭載したカードを発行したり、不正利用の検知システムを採用するなど常に時代の先を行くセキュリティの高さが信頼に結び付いています。
三井住友カード デビュープラスは、18歳から25歳の方限定のクレジットカードで最短3営業日発行に対応、初年度年会費無料で翌年度以降も年に一度の利用があれば通常税抜1,250円の年会費が無料となります。
三井住友カード デビュープラス利用者の口コミ・評判
三井住友カード デビュープラス利用者にネットアンケートを採った口コミ・評判を以下にまとめました。


アプリも使いやすく口座のアプリとも連携し家計簿もつけやすいです。問い合わせ窓口も親切で繋がりやすく使い続けたいカードです。(20代女性・会社員)

ポイント還元率の比較
楽天カードと三井住友カード デビュープラスのポイントの貯まり方について説明していきます。
通常のポイント還元率は楽天カードもデビュープラスも1.0%と同じものの、カード利用の仕方によってポイントの貯まり方は大きく異なってきますので、ライフスタイルに合わせてカードを選ぶようにしましょう。
楽天カードのポイントの貯まり方
楽天カードの通常ポイント還元率は1%で、100円の利用につき1円分の楽天ポイントが貯まります。
貯めた楽天ポイントはそのまま楽天サービスで使えるほか、街のお店や楽天Edy、ANAマイレージに交換する事も可能です。
楽天関連サービスの利用でポイントお得
楽天カードで効率的にポイントを貯めるコツは、楽天関連のサービスでカードを使用する事です。
例えば、楽天トラベルならいつでもポイントが2倍になり、楽天市場のショッピングでも3倍のポイントが貯まります。
飲食店など楽天ダイニング加盟店ではポイント2倍となり、アリさんマークの引越社など加盟店でも最大3倍のポイントが貯まるのでお得です。
SPU(スーパーポイントアップ)の利用でポイントお得
楽天ポイントには、SPU(スーパーポイントアッププログラム)というサービスを遣えば使うほどお得になる制度があります。
エントリーも不要で全ての会員・全てのショップが対象となり、楽天ブックスで当月1回以上の買い物をするとプラス1倍、楽天カード利用でプラス3倍、楽天市場アプリで当月1回以上の買い物をするとプラス1倍など、組み合わせ自由なポイントアッププログラムがいくつも用意されています。
使い方によっては最大8倍のポイントが獲得できるので、通常よりお得にポイントを貯める事が可能です。
三井住友カード デビュープラスのポイントの貯まり方
三井住友カード デビュープラスの通常ポイント還元率は1%で、200円の利用につき2ポイントが貯まります(1ポイント=約1円)。
一般向けの三井住友カードの還元率は0.5%(200円につき1ポイント)のため、比較すると還元率が2倍となるのが特徴で、貯めたポイントは商品と交換したり、楽天ポイントなど他のポイントサービスに移行する事も可能です。
入会から3か月間はポイント還元率5倍
入会から3か月間はポイント還元率が一般向け三井住友カードの5倍となるのが三井住友カード デビュープラスの特徴です。
三井住友カード デビュープラスと比べると2.5倍のポイント還元率になるので、ポイントを効率よく貯める貴重なチャンスです。
利用金額200円(税込)につき1ポイントが付与されるので、5万円利用すれば1,250ポイントが付与されることになります。
入会後3ヶ月をすぎると200円ごとに2ポイントの還元率に戻り、5万円に対して500ポイントの付与になるので入会後3ヶ月間のポイント5倍がいかにおトクかわかりますよね。
この入会後3ヶ月の期間を有効活用して、できるだけ多くのポイントを貯めるといろいろな使い方ができておトクですよ。
ポイントUPモールを経由してネットショッピングすればポイント最大20倍
三井住友カード デビュープラスでポイントを効率的に貯めるコツは、ポイントUPモール経由でネットショッピングを利用する事です。
ポイント優待サイトであるポイントUPモールにはAmazonや楽天市場、ベルメゾンなどの人気ショップが出店していてポイントが最大20倍貯まります。
ポイントUPモールを経由するだけでいいので、普段と変わらず買い物ができるのもメリットです。
「ココイコ!」でエントリーして買い物をすればお得にショッピング可能
少し変わったところでは「ココイコ!」でエントリーしてから実際にそのお店で三井住友カード デビュープラスを利用するとポイントが最大18倍貯まるサービスがあります。
大丸や東急ハンズ、三井アウトレットパークなど対象ショップも様々で、中にはキャッシュバックが実施されている事も。例えば、スポーツ用品店のVictoriaではポイント4倍・キャッシュバック1.5%の特典が利用可能です。
マイペイす・リボの利用でポイント還元率アップ
三井住友カード デビュープラスで「マイペイす・リボ」というリボ払いを利用するとポイント還元率がプラス1倍にアップします。
ただし、入会後3か月間のポイント5倍期間中は対象外となります。
年会費の比較
クレジットカードによっては年会費がかかってくるクレジットカードがあります。
かかっても1,000円~3,000円くらいのものですが、学業がメインの学生にとっては余計なコストはかけたくないと思います。
楽天カードは年会費永年無料で持てるカードですが、ETCカードを作った場合は年会費500円(税抜)がかかります。
これに対し、三井住友カード デビュープラスは年会費が初年度無料で、次年度からは1,250円(税抜)必要です。
ただ、1年に1度でもカードで支払いをすれば年会費無料になるので、年会費実質無料と考えることができます。
三井住友ETCカードも年会費500円(税抜)がかかりますが、年に1度の利用で年会費無料になります。
なお、三井住友カード デビュープラスは、満26歳以降最初のカード更新時に年会費5,000円(税抜)の三井住友カード プライムゴールドに切り替わります。
三井住友カード プライムゴールドは保険が充実していて、普通に申し込むと少し審査難易度の高いカードではありますが、年会費が高いと感じる方は年会費1,250円(税抜)の三井住友カードへの切り替えも可能です。
選べる国際ブランド
国際ブランドとは、カードの決済システムを提供する会社の事を指します。VISAやMastercard、アメリカンエキスプレス、JCBのようにクレジットカードの券面には必ず印されていて、国内・海外を問わずそのマークのある加盟店で使える事を示しています。
楽天カードの選べる国際ブランド
楽天カードで選べる国際ブランドは、VISA・Mastercard・JCB・AMEXの4種類となっています。
世界シェアナンバーワンのVISAと、同2位のMastercardは海外で使える加盟店が多いのが特徴で、JCBは日本国内の加盟店が多く、国内で使えるお店が多いのが特徴です。
2018年9月から追加されたAMEXブランドは、国内では利用できない店舗もちらほらありますが、年会費無料で持てるAMEXのカードは多くないので、AMEXブランドを持っておきたいと思う人にはちょうどいいでしょう。
三井住友カード デビュープラスの国際ブランド
三井住友カード デビュープラスで選べる国際ブランドはVISAのみとなっています。
VISAは世界シェアNo.1のカードなので世界中で使え、国内の利用に関しても不便に感じる事はまずないでしょう。
電子マネーの比較
クレジットカードには電子マネーの機能がついており、スマホアプリなどにカード情報を登録しておけば、コンビニやスーパーでスムーズにお会計を済ませることが可能です。
三井住友カード デビュープラスの方が楽天カードより利用可能な電子マネーが多く有利です。
楽天カードは楽天Edyだけ
楽天カードで利用できる電子マネーは楽天Edyだけですが、全国のコンビニで利用できます。
また、アンドロイドスマホには専用アプリがあるので、スマホタッチで払いができますが、iPhoneのApplePayには対応していません。
三井住友カード デビュープラスは多くの電子マネーが使える
これに対し、三井住友カード デビュープラスは次の電子マネーを付けることができます。
電子マネー | 年会費 | 発行手数料 |
---|---|---|
iD | 無料 | 無料 |
WAON | 無料 | 300円 |
PiTaPa | 無料(※) | 無料 |
三井住友カード Visa payWave | 無料 | 無料 |
※PiTaPaを利用する場合、1年間に1度もPiTaPaの利用をしなければ維持管理料1,000円(税別)が必要
利用できる電子マネーの種類が多く、特に最大勢力の一つであるiDが利用できるのは大きなメリットです。
また、iPhone利用者はApplePayが利用できるため、アンドロイドスマホ同様にスマホタッチでコンビニなどの支払ができます。
付帯保険の比較
クレジットカードには国内旅行保険や海外旅行保険が付帯している(ついている)カードがあります。
学生の方は若いのであまり保険を利用するイメージがわかない方もいると思いますが、例えば海外で食べ物が合わずに食中毒になった場合や、ケガをして治療をした場合、救急車を呼ぶにも数万円かかりますし、入院するとなったら10万円以上の費用が必要な国も多いので、保険が無料で付いてくるクレジットカードはぜひ持っておきたいところです。
楽天カードには海外旅行保険が付帯している一方で、三井住友カード デビュープラスには海外旅行保険が付帯していないため、保険については楽天カードの方が充実しております。
楽天カードは保険充実
補償内容 | 金額 |
---|---|
死亡後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療 | 200万円 |
疾病治療 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 200万円 |
楽天カードの海外旅行傷害保険は、最大2,000万円の補償があり、海外旅行中の病気治療に対しても最大200万円の補償があります。
とかく最大補償額に目が行きがちですが、一番利用される補償は病気治療です。
楽天カードがあれば海外旅行中に風邪などを引いても安心して治療を受けることができます。
旅行費用を楽天カードで支払うことが条件の利用付帯ですが、メインカードとしていれば意識せずに旅行費用を楽天カードで支払うでしょうから問題はないはずです。
保険は三井住友カード デビュープラスが劣る
これに対し、三井住友カード デビュープラスの保険は、ショッピング補償だけです。
最大100万円の保障がありますが、条件として海外での利用か国内でのリボ払い・3回以上の分割払いの利用と限定されています。
旅行傷害保険が必要であれば、三井住友カードが必要ですが、ポイント面などで不利になるためお勧めはできません。
カードのイメージ比較
二つのカードを比べるとイメージに大きな違いがあることがわかります。
学生さんが利用する場合もイメージの悪いカードは敬遠されるはずです。
先入観を持って判断することは控えるべきですが、楽天カードのイメージをネットで検索すると、いいイメージの記事はありません。
これに対し、三井住友カード デビュープラスは、発行会社の三井住友カードのご威光があるからか信頼や安心を感じると言われることが多いです。
楽天カードのイメージは良くない
楽天カードのイメージは残念ながらあまり良くありません。
派手な広告宣伝が災いして、ダサいと言うイメージが付いてしまっているのが現状です。
ネットの書き込み記事を見ると「デートで使うな」という女性の意見や、「恥ずかしくて人前で使えない」という記事があったりします。
学生の間はいいとしても、卒業後に社会人になってからも楽天カードを使い続けることができるかどうかは疑問があります。
三井住友カード デビュープラスは信頼感がある
三井住友カード デビュープラスは大学生の方でも入会可能ですが、未成年の方は親の同意が必要です。
ネットの記事を見ていくと、同意書をもらう時に「三井住友カードなら」と同意してもらったという書き込み記事もありました。
この親が楽天カードだったら同意したのかという興味はありますが、発行会社の信頼性が高いと学生向けカードでも信頼されるものです。
その他のメリット比較
楽天カードはガソリン代もお得になる
ガソリンスタンドのENEOSでは、楽天カードで支払うと楽天ポイントがいつでも2倍貯まるため、実質的にガソリン代の節約にもなります。
例えば、8,000円分のガソリンを楽天カードで一年間給油した場合は1,920ポイントが貯まってお得です。
通勤やレジャーなどで車に乗る機会の多い方にとっては大きな魅力でしょう。
三井住友VISAデビュープラスは銀行系カードということもありセキュリティが高い
セキュリティ面を重視する方に三井住友カード デビュープラスをおすすめする理由のひとつが不正利用対策です。
365日24時間、不審なカード利用がないかをチェックし、カードの不正利用を未然に防いでいます。
ICチップの採用により情報を暗号化してセキュリティが向上しているほか、スマートフォンを持っている方がVpassに登録すると、ネットショッピングのワンタイムパスワード生成アプリを無料で利用する事もできます。
デメリットを比較
楽天カードのデメリット
楽天カードの主なデメリットとされているのは、紙の明細書の発行やETCカードの年会費が有料である事、海外旅行傷害保険はカード使用が必須の利用付帯である事、海外キャッシングはリボ払いとなる事ですが、その他にもデメリットはあります。
広告メールが多い
楽天カードは広告メールが多いのもデメリットです。
しかし、設定から広告メールの配信をオフにしたり、楽天カードからのメールを受け取る専用のメールアドレスを用意したり、メールの振り分け機能を活用するなどいくつか回避策もあるため、そこまで大きなデメリットではありません。
券面デザインが安っぽい
カードの券面デザインもクレジットカード選びの要素のうちですが、楽天カードの券面デザインはやや安っぽいと感じる方もいるようです。
若い人が持つカードという印象や、ポイントが貯まりやすいカードという印象も持たれがちなので、会計の際に人前に出すのは恥ずかしいという声も聞かれます。
楽天サービスが嫌われている
楽天サービスが一部のユーザーの間で嫌われている事も楽天カードの評判を落としています。
例えば、楽天市場ではサイトの商品ページが分かりにくい事や、商品の注文でメルマガが勝手に購読されてしまうなど、ネットショッピング特有のデメリットがあり、それがカードの評判にも少なからず影響しているのです。
楽天カードは楽天サービスの利用でポイントが貯まりやすく、ポイントを交換する手間もなく楽天で使える点はメリットですが、楽天サービスをあまり利用しない方にとってはお得ではないというデメリットもあります。
三井住友カード デビュープラスのデメリット
ETCカードの年会費も無料(※初年度無料・翌年度以降は年に一度のカード利用が条件)と、楽天カードに比べるとデメリットが少ないイメージのある三井住友カード デビュープラスですが、海外に行く機会の多い方は特に気を付けたいデメリットがあります。
海外旅行保険がない
三井住友カード デビュープラスには自動付帯・利用付帯を問わず、海外旅行傷害保険そのものが付いていません。
楽天カードは年会費無料のカードでも利用付帯で最高2,000万円の補償がありますが、三井住友カード デビュープラスは渡航費用などをカードで支払っていても補償を受ける事ができないのです。
海外では救急車を呼ぶにもお金がかかり、入院や治療にかかる費用も高額になりやすいため、軽い病気にかかっただけでも数十万円から数百万円もの出費を覚悟しなくてはいけません。
そのため、海外旅行傷害保険の有無はカード選びの重要なポイントともいえるでしょう。
25歳まで限定
三井住友カード デビュープラスは25歳までの方限定のカードのため、満26歳を迎えた最初の更新時にプライムゴールドカードへと自動で切り替わります。
プライムゴールドカードは初年度こそ年会費無料ですが、翌年度からは税抜5,000円の年会費が発生します(※マイペイすリボの利用など条件付きで最大税抜1,500円まで割引可能)。
ポイント還元率も一般カード同様の0.5%となる点もマイナスでしょう。
しかし、デメリットだった海外旅行傷害保険が最高5,000万円補償、ショッピング保険も100万円だったのが300万円補償となり、空港ラウンジの利用、一流ホテルや旅館などが優待価格で予約できるなど、ゴールドカードならではの特典を傍受できるのは他にはないメリットです。
自動ランクアップのため、特別な審査なしで20代のうちにゴールドカードを持てるという点も魅力で、もしゴールドカードに切り替わる際にデメリットの方が大きいと感じるならば解約すれば良いでしょう。
楽天カードと三井住友カード デビュープラス比較まとめ
![]() デビュープラスカード |
![]() 楽天カード |
|
年会費 | ・初年度無料 ・二年目以降1,250円(税抜) ・年に一度でも利用すれば年会費無料 |
・永年無料 |
---|---|---|
ポイント還元率 | 200円利用(税込)につき2円分のVポイントが貯まる(還元率1.0%) | 100円の利用につき1円分の楽天ポイントが貯まる(還元率1.0%) |
還元率UP条件 | ・ポイントUPモール経由でのネットショッピングで最大20倍 ・ココイコ!利用で店舗でもポイントUPやキャッシュバック |
・楽天市場など、楽天サービス利用でポイント2倍~ |
ポイントの使い道 | ・楽天ポイントやTポイントなど、他社のポイントと交換できる ・ギフトカードとの交換 ・キャッシュバックや家電などの商品と交換もできるが還元率が悪い |
・楽天サービス内で交換不要でそのまま1ポイント1円として使える |
付帯保険 | ・ショッピング補償 最大100万円 | ・海外旅行傷害保険 最大2,000万円(利用付帯) |
国際ブランド | ・VISA | ・VISA ・JCB ・MasterCard ・American Express |
電子マネー | ・iD ・WAON ・PiTaPa ・三井住友カードVisa payWave |
・楽天Edy |
独自のサービス | 26歳からは厳しい審査を受けることなく、自動的に「三井住友カード プライムゴールド」へ切り替わる(カードが送付されてきます) | ENEOSでのガソリン給油でポイント2倍 |
それぞれどんな学生におすすめか
楽天カードをおすすめしたい学生
楽天カード
カードの特徴
通常ポイント還元率が高いうえに、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスでポイントが貯まりやすい。
AmazonやYahoo!ショッピングではなく、楽天市場で主にネットショッピングをする方や、楽天トラベルなどの楽天関連サービスを利用する方に楽天カードはおすすめです。
逆に、楽天カードは年会費永年無料でポイント還元率が高く、保険も付帯している万能カードではありますが、楽天サービスをあまり利用しないという方にとってはそれほどお得感を感じないカードになってしまいます。
デザインがダサいとも言われますが、すべてのカードがパンダデザインではなく、現在はカードデザインも多種類から選ぶことが可能になっています。
三井住友カード デビュープラスをおすすめしたい学生
三井住友カード デビュープラス
カードの特徴
18歳~25歳まで限定の若い人専用「三井住友カード」。一般カードの2倍ポイントが貯まる上、入会から3か月間はポイントが5倍など、ポイントを貯めやすい仕組みが豊富。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料(二年目以降 税込1,375円)、年に一度でも利用すれば年会費無料 | 付帯保険 | ショッピング保険 最高100万円 |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) | ポイント | Vポイント |
三井住友カード デビュープラスは、ポイントUPモールを経由すれば楽天市場だけでなく、Amazonなどをはじめとしたネットショッピングサイトで最大20倍貯まるため、色んなサイトでショッピングをしてポイントをお得に貯めたいという方や、将来的にも人前で出しても恥ずかしくない、ステータス性の高いカードを使いたいという学生におすすめのカードです。
ただし、ポイントUPモールを経由する手間や、ポイントを交換する手間がかかるので、ポイントの管理や面倒なことが苦手な方には向かないかも知れません。
クレジットカードを2枚持つ予定の学生の方は、メインカードとして「三井住友カード デビュープラス」を作って、サブカードとして海外旅行傷害保険が自動付帯している「セゾンブルーアメックス」や「エポスカード」を作っておくと旅行でも心強いですよ。