持っているだけで一目置かれるゴールドカードはステータス性の高さからも人気があるクレジットカードです。いずれはゴールドカードを持ちたいという方も多いかと思いますが、ゴールドカードの作り方をご存知ですか?
今回はゴールドカードの選び方や作り方、おすすめのゴールドカードや審査通過のコツなどをまとめました。
ゴールドカードの選び方
ステータス性の高いカードを選ぶ
ゴールドカードの魅力のひとつがステータス性の高さです。ステータス性とは地位や価値の事で「かっこいいから」という理由からゴールドカードを持つ人も少なくありません。
このような場合であればアメックスゴールドのようなステータス性の高いゴールドカードがおすすめです。
海外旅行傷害保険が充実しているカードを選ぶ
ゴールドカードは一般カードよりも海外旅行傷害保険の補償額が高額で、充実した補償が受けられるのが特徴です。
JCBゴールドカードのように、ゴールドカードの中には最高補償額が1億円と超高額になっているカードもあるので、海外旅行傷害保険を重視して選ぶと良いでしょう。
空港ラウンジが利用できるカードを選ぶ
ゴールドカードには空港ラウンジを利用できるカードが多く存在します。
例えば、アメックス(アメリカン・エキスプレス)のゴールドカードなら国内外に700カ所以上ある空港のVIPラウンジを年2回まで無料で利用可能です。
年会費と得られる特典を比較して選ぶ
一般カードとは違い、ゴールドカードは基本的に年会費が発生します。
ゴールドカード独自の特典やサービスは得られますが、使わなければ年会費が無駄になってしまう恐れもあるので、年会費と得られる特典を比較して選びましょう。
ゴールドカードの作り方の流れ
ほとんどのゴールドカードは一般カードとそれほど作り方は変わりません。
申し込み方法別のメリットやデメリットをまとめました。
オンライン申込(インターネット申し込み)
ゴールドカードの申し込み方法でおすすめなのがオンライン申込(インターネット申し込み)です。
オンラインならカード発行までの日数を短縮でき、ポイント還元やキャッシュバックなど、より多くの入会特典をもらえる可能性があります。
入力漏れがあるとエラーになるので、ミスによる審査落ちを防ぐ事もできます。
店頭・店舗での申し込み
分からない事を相談しながら申し込める店頭・店舗での申し込みは近くにお店があれば便利な方法です。
予めインターネットで申し込みを行い、店舗で発行してもらうとカードを早く受け取れます。
郵送での申し込み
郵送での申し込みは時間がかかり、記入ミスによる審査落ちというデメリットもあるので、なるべく他の方法で申し込むのが無難でしょう。
招待状が届いて申し込み
エポスカードやイオンカードなど、ゴールドカードの中には自分で申し込む事ができず、招待状(インビテーション)が届いて初めて申し込み資格があるカードが存在します。
上位カードとしてゴールドカードがあるカードを遅延(延滞)なく毎月一定額以上利用していると招待状が届くので、招待状に書かれている通りに手続きを行いましょう。
エポスカードの場合は会員サイトかマルイの店舗にあるエポスカードセンターで手続きができます。
会員サイトの場合はログイン後に表示されるゴールドカードの招待ページから手続きが可能です。
ゴールドカードの審査に通るための方法
一般カードとゴールドカードの作り方の違いは申し込み条件で、学生不可で年齢制限があったり、年収や勤続年数の面でも審査難易度が高いといえます。
ここではゴールドカード審査通過のコツをご紹介します。
同じカード会社の一般カードで信用度を高くする
クレヒス修行として同じカード会社の一般カードを先に作り、半年以上カードを利用して延滞せず返済するのも審査対策として有効な方法です。
カード審査で必ずチェックされるのがクレヒス(クレジットヒストリー)というカードの利用履歴なので、遅れず返済を行って良い記録を残すよう心がけましょう。
短期間で複数のカードに申し込むのも「申し込みブラック」として審査落ちの原因となるのでやめましょう。
他社のカード利用履歴も審査基準になる
クレヒスは個人信用情報機関を通じてカード会社で共有し、カードの申し込み時に参照されます。
カード会社が主に利用するのは「CIC」という個人信用情報機関なので、良いクレヒスはカード会社が違っても有効です。
他社の一般カードでも延滞なく利用していれば良いクレヒスとして登録されるので信用度が高くなりますが、延滞を起こすと信用度が下がり、いわゆるブラックリスト入りの状態になる恐れもあります。
利用可能枠はなるべく少な目にして申し込む
利用可能枠(限度額)をなるべく少な目にして申し込むのも審査通過のコツです。
他社のローンを抱えている場合や、キャッシング枠を希望した場合は特に審査難易度が上がるので、キャッシングを使わないのであればゼロ円にして申し込みましょう。
転職前に申し込む
ゴールドカードは安定収入が審査基準になっている事も多いカードです。
勤続年数が長いほど審査で高評価となるため、転職する場合は転職前に申しむのがおすすめです。
個人事業主やフリーランスになる方も同様です。
年収を増やす
アメックスなどの外資系は特に、ゴールドカードの申し込み時に支払い能力を問われます。すぐに年収を増やすのは難しいですが、欲しいカードがあればそれに見合った収入を得る必要があります。
例えば、オリコカードザポイント プレミアムゴールド・楽天ゴールドカードで基準となる年収は200万円、三井住友カード ゴールド・アメックスゴールド・JCBゴールドカードは300万円と言われています。
おすすめのゴールドカード比較
ポイントの貯めやすさNo1のゴールドカード「オリコカードザポイントプレミアムゴールド」
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
カードの特徴
オリコモールを経由して楽天やamazonなどのショップでカード利用をすることで、ポイント還元率が1.5%加算され、電子マネーの利用でも0.5%のポイントが加算される高還元率カード
発行会社 | オリエントコーポレーション | ポイント還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 1,986円(税込) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(自動付帯) 国内旅行傷害保険1,000万円(利用付帯) ショッピング保険 最高100万円 |
電子マネー | iD、QUICPay | ポイント | オリコポイント |
オリコカードザポイントプレミアムゴールドの申し込み資格は20歳以上で安定した収入のある方です。
カード年会費は1,986円(税込)、通常ポイント還元率は常に1.0%以上でポイントが貯めやすく、入会後半年はポイントが2.0%になり、ポイントサイトのオリコモール利用でも還元率がアップします。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯となり、国際ブランドはMastercard・JCBから選択可能。宿泊施設や飲食店の優待もあります。
王道ゴールドカード「三井住友カード ゴールド」
三井住友カード ゴールド
カードの特徴
三井住友カードが発行しているゴールドカードで、手厚い国内外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなどの充実した付帯サービスと、どこで利用しても恥ずかしくないステータス性が魅力
発行会社 | 三井住友カード | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料、次年度以降10,000円+税 | 付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯分は1,000万円まで) |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON | ポイント | Vポイント |
三井住友カード ゴールドの申し込み資格は満30歳以上で安定継続収入のある方です。
カード年会費はインターネット入会で初年度無料・2年目以降は税抜10,000円(条件付きで最大4,000円まで割引)です。
通常ポイント還元率は0.5%、全国主要空港の無料ラウンジサービスや一流ホテルなど宿泊予約の割引、最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険や300万円までのショッピング保険が付きます。
医師への24時間無料電話相談やセキュリティ面でも安心の一枚です。
最高のステータス性「アメックスゴールド」
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)
カードの特徴
充実の保険内容だけでなく、ホテルやレストランの優待や、世界中の空港ラウンジの利用ができるプライオリティパスが無料で利用できるなど、アメックスならではのサービスが豊富
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル | ポイント還元率 | 1.0% |
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年会費 | 29,000円(税抜) | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 国内旅行傷害保険最高5,000万円 ショッピング保険最高500万円 航空便遅延費用補償最高40,000円 |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、モバイルSuica | ポイント | メンバーシップ・リワード |
アメックスゴールドの申し込み資格は20歳以上で安定収入のある方です。
カード年会費は初年度無料で2年目以降は税抜29,000円(家族カード1枚は年会費無料)、通常ポイント還元率は交換先によって異なり0.4%~0.8%、レストランや宿泊施設の優待、国内外の空港ラウンジ無料サービス、手荷物の無料宅配、最高1億円の海外旅行傷害保険など旅行に便利な特典が人気です。