リクルートカードは旅行サイトの「じゃらん」や、美容室探しの「ホットペッパービューティー」などでポイントがお得に貯まる年会費無料のクレジットカードです。
今回はこのリクルートカードの作り方の手順や、審査通過するための申し込み方法について解説していきます。
目次
リクルートカードの種類
リクルートが発行するリクルートカードには「リクルートカード」と「リクルートカードプラス」という2種類のカードがあります。
リクルートカードプラスの国際ブランドはJCBに限られますが、リクルートカードの国際ブランドはmastercard・VISA・JCBの3種類があり、申し込み時に選択する必要があります。
選ぶ国際ブランドによる主な違いはETCカード発行時の発行手数料がmastercardとVISAは税込1,100円の手数料がかかる点と、電子マネーチャージ時のポイント対象がJCBでは2種類の電子マネーとなるのに対してmastercardとVISAは4種類の電子マネーが対象となっている点です。
リクルートカード
リクルートカード
カードの特徴
通常ポイント還元率が1.2%と他社のクレジットカードと比較しても高還元率。ホットペッパーなど、各種リクルートの運営するサービスでお得なクレジットカード
発行会社 | リクルートホールディングス | ポイント還元率 | 1.2% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、nanaco、モバイルSuica | ポイント | リクルートポイント |
リクルートカードは、年会費永年無料で通常ポイント還元率が1.2%と他社と比較しても高還元率となる点が最大の魅力です。
貯まったポイントはPontaポイントに交換できるため、ローソンなどで気軽にポイントを使えます。家族カードやETCカード、電子マネーにも対応している使い勝手の良いカードです。
リクルートカードプラス
リクルートカードプラスは、通常2.0%という驚異のポイント高還元率を売りにしたクレジットカードです。
年会費は2,200円ですが、国内・海外旅行傷害保険は最高3,000万円まで自動付帯で補償があります。しかし、リクルートカードプラスは申し込みが終了しているため、現在新規で申し込みを行う事はできません。
申し込みの流れ
オンライン申し込み
リクルートカードの申し込みはオンラインで行います。リクルートIDを持っているか否かで申し込み方法は異なり、リクルートIDを持っていない場合はまず無料のIDを取得する必要があります。リクルートカード公式サイトにある申し込みボタンから新規会員登録へと進み、必要事項を入力して登録を行います。
すでにじゃらんnetやホットペッパーでリクルートIDを持っている場合、新たに取得する必要はありません。会員登録後、カード申し込みページから希望の国際ブランドを選び、申し込みへと進みます。
規約を確認の上、会員情報や支払い口座を入力し、手続きを済ませるとカード会社による審査が行われ、審査が完了すると後日郵送でカードが届きます。
郵送での申し込み
リクルートカードの申し込みはオンライン限定となっているため、郵送や電話で申し込む事はできません。ただし、インターネット環境によりオンラインで設定ができない場合などに限り、支払い口座を郵送で設定する事は可能です。
必要書類
本人確認書類
リクルートカードの申し込み時にも本人確認書類が必要となります。持っている場合は運転免許証、免許証を持っていない場合はパスポートや住民票の写しなどを用意しておきましょう。
保険証などでは2点本人確認書類を用意する必要があります。
所得証明書類
リクルートカードを申し込む際にキャッシング枠を希望した場合、給与の支払証明書や源泉徴収票など所得証明書類の提出を求められる可能性があります。
所得証明書類が必要となるのは、キャッシング枠を50万円以上で希望した場合と、キャッシング枠の希望額と他社との借り入れを合わせると100万円以上となるケースです。
発行までにかかる期間
リクルートカード発行までの日数は、選択する国際ブランドや引き落とし口座の設定、キャッシング枠の有無によって異なります。
目安はmastercardとVISAの場合1週間から10日程度、JCBでは2週間程度となっていますが、当然それ以上かかる場合もあるため余裕をもって申し込みましょう。なお、リクルートカードは即日発行には対応していません。
審査通過のためのポイント
キャッシング枠を可能な限り減らす
専業主婦や学生など、収入がない方がカード申し込み時にキャッシング枠を希望すると審査落ちする場合があります。
これは、無収入の人に対してはキャッシングが禁止されているためで、キャッシングの希望枠を可能な限り減らす事によって審査落ちを回避できる可能性があります。キャッシングを利用しないのであればキャッシング枠をゼロにして申し込みましょう。
正確な情報を記載する(ミスや虚偽情報を書かない)
申し込み時の入力ミスや虚偽記載もカードの審査落ちの原因となります。住所や勤務先など申し込み内容の虚偽記載については公文書偽造という犯罪となってしまうので絶対にやめましょう。
なりすましやカード詐欺を防ぐためにカード会社はチェック体制を強化していますし、年収でサバを読んでも勤続年数や会社の規模から推測されバレてしまいます。電話番号やメールアドレスなど間違えやすいものは十分に確認を行い、職場の情報を入力する際は名刺などを用意しておくとスムーズです。
多重申し込みをしない
複数のクレジットカードを短期間に申し込む事も「申し込みブラック」になり審査落ちの原因となります。キャンペーン目的の入会やクレジットカード現金化に使われる事を防ぐため、カード会社は1か月あたりの申し込み枚数を制限しています。
たとえ別のカード会社であっても、カード申し込みの情報は個人信用情報機関によって管理されているため分かってしまいます。申し込みブラックにならないために、目安として1か月に3枚以上のカードに申し込む事はやめておきましょう。
リクルートカードの特徴
リクルートカード
カードの特徴
通常ポイント還元率が1.2%と他社のクレジットカードと比較しても高還元率。ホットペッパーなど、各種リクルートの運営するサービスでお得なクレジットカード
発行会社 | リクルートホールディングス | ポイント還元率 | 1.2% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy、SMART ICOCA、nanaco、モバイルSuica | ポイント | リクルートポイント |
リクルートカード最大の特徴は1.2%の高還元となる事です。ショッピングはもちろん、公共料金の支払いや電子マネーのチャージでもポイントが貯まる点は大きなメリットといえます。
例えば、月々2万円の公共料金の支払いを行うだけでも年間2,880円分のポイントが貯まる点は見逃せません。リクルートグループのサービスを利用すると還元率がアップし、自社のショッピングモールであるポンパレモールでは4.2%、じゃらんnetを利用すると3.2%のポイント還元率となるため更にお得です。
国際ブランドをmastercardかVISAにした場合、nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAという4種類の電子マネーをチャージする際にもポイントが貯まるので、電子マネーのチャージ用としてもおすすめのカードです。