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学生が奨学金を借りるとクレカ審査に影響ある?延滞・滞納した場合についても

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多くの学生が借りている奨学金は昔も今も学生の生活を支える存在となっています。クレジットカードを申し込む際にはカード会社による審査がありますが、この時に奨学金を借りているとカード審査に影響があるのでしょうか。

奨学金を返済せずに延滞・滞納した場合にカードの審査でどうなるのか、奨学金とクレジットカード審査の関係について分かりやすく解説していきます。

学生の2.6人に1人が借りている奨学金とは?

奨学金とは、学生の修学を促す目的で金銭的な支援をする制度の事です。教育ローンなど他のローンに比較して利子が低く、ものによっては無利子で借りる事もできるのが特徴で、大学や地方自治体、企業といった公的団体や民間団体が運営しています。

日本学生支援機構(JASSO)が2017年に行った調査によると、奨学金を借りている学生の割合は2.6人に1人にも上り、多くの学生が奨学金を借りて学校に通っている事がうかがえます。

奨学金には大きく分けて「給付型」と「貸与型」というふたつのパターンがあります。

「給付型」奨学金は返済義務のない奨学金

給付型奨学金とは、原則として返済義務がない形で支給される奨学金の事です。割合としては貸付型奨学金よりも少なく、給付対象の多くは高校生となっているのが特徴です。
外国では一般的に「奨学金」というと、この給付型奨学金を指します。

「貸与型」奨学金は返済する必要がある奨学金

貸与型奨学金とは、返済する必要がある奨学金です。貸与型奨学金には無利子で借りられる「第一種」と返済時に上限3%以内の利子が発生する「第二種」があり、学校を卒業してから月賦で返済します。無利子で借りられる第一種の奨学金には成績基準があるため誰でも借りる事はできませんが、利子がかかる第二種は比較的成績基準は緩やかになっているのが特徴です。

奨学金の返済はいつから始まるのかというと、日本学生支援機構の奨学金の場合は貸与期間終了の翌月から数えた7か月目から返済が始まります。

奨学金を借りているとクレジットカードの審査に影響する?

奨学金を借りているだけならクレジットカードの審査には影響しない

奨学金を借りているだけであれば、クレジットカードの審査に影響する事はありません。クレジットカードの審査では申込者の返済能力がチェックされますが、この時にカード会社が信用情報の照会を行う「個人信用情報機関」に奨学金を扱う団体は加盟していないので、カード会社は申込者が奨学金を借りている事を把握できないからです。

カード審査の際に信用情報を照会する「個人信用情報機関」とは?

個人信用情報機関とは、今までのクレジットカードやローンなどの契約内容や支払い履歴などの情報を記録し、加盟しているカード会社などから照会があった際に情報を提供している機関です。例えば、クレジットカードの支払いを延滞してしまった場合は返済完了後から5年間は俗にいうブラックリスト入りの状態となり、新たにカードを発行したりローンを組んだりする事が難しくなります。

カード申し込みの「他社からの借り入れ欄」に奨学金を記載する必要はない

クレジットカードを申し込む際には「他社からの借り入れ金額」を記載する欄がありますが、奨学金はキャッシングやカードローンではないので奨学金の借り入れ金額を記載する必要はありません。誤って奨学金の金額を記載してしまうと審査に通らなくなる事も考えられるので注意しましょう。

卒業後に奨学金を返済せず延滞・滞納したらどうなる?

奨学金を「借りているだけ」の状態や、きちんと返済を行っている最中であればクレジットカードの審査に影響しませんが、延滞・滞納を起こしてしまった場合は審査落ちの可能性が出てくるため要注意です。

日本学生支援機構の奨学金を延滞・滞納すると個人信用情報機関に記録される

奨学金の借り入れに関する情報は個人信用情報機関に記録されませんが、延滞・滞納を起こすと事故情報として記録されてしまいます。日本学生支援機構では2010年4月以降に返済が遅れた場合、奨学金の延滞・滞納に関する情報が個人信用情報機関に記録されるようになりました。

民間企業や地方自治体の奨学金制度に関しては個人信用情報機関に加盟していないため事故情報が記録される事はありませんが、日本国際教育支援機構(JEES)の機関保証制度を利用している場合は日本学生支援機構の奨学金を借りている事と同じ扱いになるので延滞・滞納を起こすと個人信用情報機関に記録されます。

奨学金を3か月以上延滞・滞納した場合はブラックリスト入りする

何か月間奨学金を滞納・延滞するとブラックリスト入りするかというと、その目安は「3か月以上」です。日本学生支援機構では、3か月以上の延滞を起こした場合に個人信用情報機関に個人情報が登録されます。個人情報として記録されるのは住所・氏名・生年月日・電話番号・勤務先などに加え、奨学金の契約内容、延滞や完済など支払い状況も登録されるため、カードを申し込んだ際に奨学金を延滞・滞納した事がカード会社に発覚すると「信用力が低い」と判断されて審査通過が厳しくなってきます。

場合によっては現在持っているクレジットカードが利用停止になる事もあるので注意しましょう。

奨学金でブラックリスト入りすると5年間記録が残る

クレジットカードと同様に奨学金の延滞もブラックリスト入りすると完済後5年間は事故記録として個人信用情報機関に個人情報が残ってしまうので、延滞せずに奨学金を返済する事が何よりも大切です。

個人信用情報の同意書を提出していない場合はブラックリスト入りしない

日本学生支援機構が個人信用情報機関に加盟したのは2008年の事で、個人信用情報の取り扱いに関する同意書の提出が必須となったのは翌年の2009年からです。同意書の提出が必須となるまでは任意で提出する事になっていたので、書類を提出していない方に関しては個人信用情報機関に登録されません。

奨学金を延滞・滞納しないためのポイント

第一種・第二種を問わず奨学金を延滞すると年5%の延滞金が発生してしまいます。奨学金には、返済が難しくなった時に便利な「減額返還制度」と「返還期限猶予制度」というふたつの制度があるので上手に利用しましょう。

奨学金の減額返還制度とは?

奨学金の減額返還制度とは、災害や傷病・経済的な理由で奨学金を返済するのが難しくなった場合に最長で15年間、月々の返済額を半分に減額して支払う事ができる制度です。制度が適用されている間の利息に関しては国庫が負担してくれますが、減額できるのはあくまでも「月々の返済額」で、トータルの返済金額は減らないため返済期間が延びてしまうデメリットを考慮してから利用する必要があるでしょう。

奨学金の返還期限猶予制度とは?

奨学金の返還期限猶予制度とは、災害や傷病・経済困難・失業などの理由で奨学金を返済するのが厳しくなった場合に返還期限の猶予が受けられる制度です。この場合、返済期限は猶予となりますが奨学金の返還義務が免除される訳ではないので猶予期間が終了すると返済が再開します。

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