三菱UFJニコスが発行する「VIASOカード」は年会費無料で持てる人気のクレジットカードです。ETC・携帯電話・プロバイダーはポイント還元率が2倍となり、ネットショッピングなら最大10%のポイントが貯まります。
ここでは、VIASOカードの特徴と年会費・VIASOカードのETCカード・家族カードの年会費について分かりやすくまとめました。
目次
クレジットカードの年会費とは
クレジットカードの年会費とは、カードを利用するために支払う費用のことです。
一般的に、年会費有料のカードはサービスが充実している傾向があり、旅行保険の補償額が高額であったり、様々な優待サービスが受けられるなどのメリットがあります。
ただし、クレジットカードの年会費はカードを利用しなくてもかかってしまうので、年会費有料のカードを作る際には年会費に見合った特典が受けられるかや、カードを利用するかをよく検討した方が良いでしょう。
年会費無料のクレジットカードが人気
無料でクレジットカードを持ちたいという方は、年会費無料のカードがおすすめです。
年会費無料のカードなら維持費をかけずにカードを利用することができ、最近では年会費無料でも様々なサービスを受けられます。
年会費無料のカードを作る際にも注意点があり、完全に無料で持てるカードもあれば、2年目以降は有料というカードもあるので注意してください。
- 年会費永年無料のカード
- 初年度年会費無料のカード
- 条件付き年会費無料カード
それぞれを解説していきましょう。
年会費永年無料のカードとは
年会費永久無料のカードとは、持っている間ずっと年会費がかからないカードのことです。
例えば、楽天カードやセゾンカードインターナショナルなどが年会費永年無料のカードにあたります。
滅多にないことですが、年会費永年無料のカードでも規約の変更により年会費が有料になる場合もあるので要注意です。
その際にはカード会社から通知があるので、送られてくる書類にはきちんと目を通しておきましょう。
初年度年会費無料のカードとは
初年度年会費無料のカードとは、初年度のみ年会費無料で、2年目以降は年会費が発生するタイプのカードです。
例えば、ルミネカードなどが初年度年会費無料のカードにあたります。
無料で使えるのは入会から1年間で、以降は年会費がかかってくるので注意しましょう。
条件付き年会費無料カードとは
条件付き年会費無料カードとは、条件をクリアすることにより年会費が無料になるカードです。
年会費無料の条件はカードによって異なりますが、主に以下のような条件が設定されています。
- 前年度にカード利用があった
- 年間利用額〇万円以上
- WEB明細の利用
例えば、JCB一般カードの場合、年会費は初年度無料・2年目以降は通常1,250円(税別)ですが、WEB明細と年間50万円以上のショッピング利用で翌年度も無料となるのが特徴です。
VIASOカードは年会費永年無料
VIASOカードは「年会費永年無料」のカードです。
クレジットカードを作ったり、持つ際に一切料金はかかりません。
VIASOカードならカード利用の有無など条件を問わず2年目以降もずっと無料で持てるので、初めてクレジットカードを作る方や、カードにお金をかけたくない方にもおすすめです。
ETCカードは年会費無料!だけど発行手数料がかかる
VIASOカードのETCカード(ETC PLUS)は年会費無料ですが、新規発行手数料として税別1,000円がかかる点には注意してください。
ETCカードの新規発行時のほか、ETCカードを紛失したり、盗難に遭った際に再発行を行う場合にも同様の手数料が発生します。
ただし、年に一度発生する年会費と比較すると、発行手数料は基本的に一度支払うだけで済むため、長い目で見ると年会費が有料のETCカードを作るよりも安上がりです。
- 楽天カードのETCカード:年会費税別500円
- VIASOカードのETCカード:新規発行手数料税別1,000円
例えば、楽天カードのETCカードは楽天会員のランクがダイヤモンド会員またはプラチナ会員でない場合に税別500円の年会費がかかるため、2年以上ETCカードを利用するのであればVIASOカードの方がお得といえるでしょう。
家族カードも年会費無料
VIASOカードは家族カードも年会費無料で作れます。家族カードとは、本会員の家族に対して追加発行できるクレジットカードです。
支払い口座やポイントは本会員とまとめられるため家族のカードを一括で管理でき、家族に対しては審査なしで発行できるのでクレジットカードを作れない(審査に通らない)家族がいる場合にもメリットがあります。
家族カードでも本会員とほぼ同等の特典やサービスを受けることが可能なので、サービスが充実したカードで家族カードを発行するとお得です。
カードによっては、本会員は年会費無料でも家族カードは有料となるケースもありますが、VIASOカードなら本会員・家族会員ともに無料で持つことができます。
VIASOカードの家族カードは、本会員の配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)に対して発行できますが、本会員が学生や未成年の場合は家族カードを発行できないので注意しましょう。
VIASOカードの特徴
ネットショッピングはポイント最大10%!ETCもポイント2倍でお得な「VIASOカード」
VIASOカード
カードの特徴
三菱UFJニコスが発行する通常ポイント還元率0.5%のカード。ネットショッピングは最大10%・ETC・携帯電話・プロバイダーは2倍に還元率がアップするのが特徴で、貯まったポイントはオートキャッシュバックとなる。海外旅行傷害保険が付帯し、オンラインで口座設定を行うと最短翌営業日発行も可能。
発行会社 | 三菱UFJニコス | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高100万円 |
電子マネー | - | ポイント | VIASOポイント |
おすすめポイント
- ネットショッピングはポイント10%!ETC・携帯電話・プロバイダーはポイント2倍!
- 貯まったポイントはオートキャッシュバック
- 最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険付き
ネットショッピングはポイント10%!ETC・携帯電話・プロバイダーはポイント2倍!
ネットショッピングでポイントを貯めたいという方にもVIASOカードはぴったりです。
VIASOカードの通常ポイント還元率は0.5%とクレジットカードの中では平均的ですが、ETC・携帯電話・プロバイダーはポイント2倍(1.0%)、VIASOカード会員だけが利用できるインターネット上のショッピングモールサイトである「VIASO eショップ」を経由したネットショッピングなら最大10%還元となり、例えば楽天市場やYahoo!ショッピングなら1.5%のポイントが貯まります。
楽天市場やYahoo!ショッピングのように、店舗独自のポイントサービスがある場合はカードのポイントとの二重取りも可能です。
VIASO eショップにはAmazonなどの人気ショップが数多く出店しているため、普段のネットショッピングを「VIASO eショップ」経由にするだけでも多くのポイントが貯まるでしょう。
貯まったポイントはオートキャッシュバック
VIASOカードやETCカードの利用で貯まったポイントはオートキャッシュバックとなるため、ポイント交換の手間がかかりません。
VIASOカードのポイントは、個別明細ごとに100円につき0.5ポイント(=1,000円で5ポイント)貯まり、入会月を基準とした1年間に累計1,000ポイント以上貯まると1ポイント=1円として自動的にカードの支払い口座にキャッシュバックされます。
ただし、1年間の累計ポイントが1,000ポイントに満たない場合はポイントが消滅してしまうので注意しましょう。
1,000ポイント到達の目安は還元率0.5%換算なら1か月あたり約16,600円となり、最大10%還元となるネットショッピングや、ポイント2倍のETC・携帯電話・プロバイダーを利用した場合には更に少ない利用金額で達成できます。
最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険付き
VIASOカードには、90日・最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険が付帯しています。
VIASOカードで日本を出国する前に海外旅行代金等を支払うと保険が適用され、傷害死亡・後遺障害や賠償責任は2,000万円、ケガや病気の際に心強い傷害・疾病治療費は100万円まで補償されます。
旅先でデジカメが破損したなど、携行品損害も1旅行につき20万円まで補償があるので安心です。
VIASOカード以外にも同様に海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを持っている場合は、死亡・後遺障害を除いた項目で保険金額を合算することができます。
また、家族カードでも本会員と同様の補償を受けられるので、旅行の際には家族カードを発行しておくと安心です。